こんにちは、やまたつです。
「裸の共産主義者」シリーズ第2弾です。
最初にお伝えしていたのと配信内容の順番を変え、第5回目に配信予定だった「ジェンダーの生みの親の人体実験」を今回は紹介しようと思います。
4月3日に産経新聞出版から「トランスジェンダーになりたい少女たち」が出版されました。
KADOKAWAが左翼活動家に屈し、出版取りやめになって話題になっていたときに原書“Irreversible Damage”(不可逆的なダメージ)を購入していました。
邦訳版は確認していませんが、今回の配信テーマ「ジェンダーの生みの親の人体実験」は原書の119~120ページで言及されていました。しかし、詳細は書かれていませんでした。
警察が威力業務妨害で捜査を始めたというニュースもあり、この話題になっている本を購入したか、購入予定の人もいると思ったので、前倒しで紹介します。
(ぼくの本も1000冊くらい買ってね☆)
(1)虹色狂気の生みの親
LGBTの概念に欠かせないのが「ジェンダー」という言葉です。
それまでの“Sex”(性別)ではなく、“Gender”(ジェンダー)という言葉を生み出したのは1955年、性科学者で心理学者のジョン・マネーだと言われています。
1966年、メリーランド州ボルチモアにあるジョンホプキンス大学に、世界で初となるジェンダーアイデンティティクリニックを開設した人物でもあります。
1921年にニュージーランドで生まれたマネーは2006年に亡くなるまで、現在の虹色集団の狂気の下地作りに貢献したのでした。
(2)ジェンダーアイデンティティゲート
マネーは生まれながらの生物学的な「性別」以外に、成長とともに形作られる「ジェンダー」が存在すると考えました。
彼の独自理論(妄想)は、「生まれたばかりの赤ん坊はジェンダーニュートラル(中立でどちらでもない)」「生まれてから約2年経過するまでの間で、その後の人生のジェンダーを固定することになる」というものでした。
「ジェンダーアイデンティティゲート」(ジェンダーアイデンティティの扉)と名付け、このゲートを通過する前に受ける影響により、ジェンダーを変えることができると信じ、今日もこの理論を信じている過激虹色社会正義マンがたくさんいます。
マネーが最初にこの理論を思いついたのは、インターセックス(※)の子ども対する最善の策としてでした。
(※インターセックス…男性または女性いずれかの典型的な身体に当てはまらない性的特徴(染色体・生殖腺・性器など)を持って生まれた人のこと)
できるだけ早期にホルモン治療と外科手術をすることで、いずれかのジェンダーに誘導することが重要で、性器よりも全面的・独占的に選んだジェンダーのように育てる必要があると考えていました。
2015年1月4日に『Salon』の記事によると、マネーはインターセックスの子ども以上に、普通の子どもに独自理論「ジェンダーアイデンティティゲート」を適用することができるのかどうかが興味の対象だったとのこと。
しかし、この願望を満たすことは容易ではありません。理由は単純で、何の罪もない子どもに人体実験をすることに他ならないからです。
そんなマネーに絶好の機会が到来します。
(3)双子兄弟の悲劇
1965年、カナダ中央部に位置するマニトバ州ウィニペグに住むロン・ライマーとジャネット・ライマー夫婦は、双子の男の子を授かります。
ブルースとブライアンと名付けられた兄弟でしたが、生後8か月で排尿障害があることが発覚します。
当時の医療技術でも簡単に対処できるものだったようでしたが、ブルースの手術は失敗してしまいます。
男性器に深刻なダメージが残ってしまい、再建手術も不可能。
医師からは「普通の結婚生活はできない」とまで言われてしまい、様々な分野の専門家に相談をするも、お手上げ。
絶望の淵にいたライマー夫婦が希望の光を見出したのが、1966年12月でした。
ジェンダー分野の著名カリスマ医師としてテレビに出演したマネーが「男性は女性になることができる」と(妄想話を)主張していたのです。
番組を見たライマー夫婦はすぐにマネーに連絡し、マネーが監修する“治療”を受けることが決まります。
マネーからすると、独自理論「生まれた時はジェンダーニュートラル」「2歳までにジェンダーアイデンティティゲートを通過する」を実証する絶好の“実験対象”を得たのです。
同性の双子は、ブライアンはそのまま男の子として育て、ブルースは女の子として育てることに。
同じ環境で育てることで、周りからの影響による生物学的な性別ではなく、好みのジェンダーに誘導することができるのかを比較実験することが可能になったのです。
マネーはライマー夫婦に、「ジェンダーアイデンティティゲートを通過する前に、擬似女性器をつくる手術をすべき」と訴え、他の医師からの反対を押し切り、生後22カ月で手術を受けることになりました。11歳~12歳になったときに、女性ホルモンの投与をすることも決められました。
ブルースは「ブレンダ」と名前を変え、女の子の服を着せ、ドールハウスや裁縫セットを与え、近所の人々だけでなく、ブライアンにすらブレンダ(ブルース)の現状を教えることはしませんでした。
(4)異変と地獄の始まり
ブレンダ(ブルース)は、自分の身に起きたすべてのことを知るのは15歳の時でした。
その後のインタビューで、兄弟はお互い“異変”を感じていたと言います。
母親からの化粧指導を拒否し、男の子のような振る舞いをするブレンダ(ブルース)は、クラスメイトにからかわれ、担任教師も完全には受け入れていなかったよう。
11歳の時には心理学者に「性器に何かされたかもしれない恐怖」を訴えていました。
兄弟の記憶に残っている恐怖体験は6歳から始まります。
「カウンセリング」と称した人体実験観察です。
性的願望、性的指向の聞き取り
子どもの裸の写真や、大人が性行為をしている写真を見せる
多い時で6人の研究員がいる前で服を脱がせ、お互いの性器の観察をさせる
マネーはお互いの性器を観察している様子の写真を撮ることもあった
兄弟に擬似性行為をしているように強要し、従うまで罵倒することもあった
いかがでしょうか?
これらは“6歳”の子どもが受けた人体実験です。