こんにちは、やまたつです。
本日6月23日(金)、ようやくコロナ起源に関する報告書の機密が解除されましたので、この件を簡単にまとめたいと思います。
1.機密解除の経緯
コロナ起源に関する捜査はアメリカ諜報機関が独自に行っています。
諜報機関はインテリジェンスコミュニティと総称され、アメリカに18機関あります。
(国防総省傘下9機関/司法省傘下2機関/国土安全保障省傘下2機関/エネルギー省・財務省・国務省傘下が1機関/CIA/国家情報局長官室)
コロナ起源の捜査は18機関中8機関と国家情報会議が実施していますが、どの諜報機関が参加しているかは公開されていません。
色々な報道で分かっていたのが、エネルギー省、FBI、CIAが参加しているということです。
連邦上院、下院議会はこれらの諜報機関の持つ機密扱いになっているコロナ起源の情報の完全公開義務を法律として通過させました。
バイデンが署名したことで成立し、法的義務として国家情報局長官室は先週日曜日までに機密解除することが義務付けられていました。
ところが、ちょうどブリンケン国務長官が中国を訪れ、習近平と会談(謁見・朝貢)できるかどうかのセンシティブなタイミングであったからか、公開されませんでした。
そして、本日6月23日に1週間弱遅れて公開されました。わざわざ金曜日に公開していることから、あまり話題にしてほしくないのかもしれませんね。
2.機密解除された報告書
ぼくの率直な感想ですが、「え、これだけ?」です。
報告書は表紙を含めてたったの10ページ。
1ページ:表紙
2ページ:目次
3ページ:機密解除の根拠になった法律のことと、報告書作成機関の紹介
4~7ページ:各諜報機関の報告内容の要約
8~10ページ:用語集
つまり、報告内容はたったの4ページだけなのです。
なんじゃそりゃ。って感じですね。
ぼくを含め、多くの人が各諜報機関の独自の報告書が多少の黒塗りはあるにせよ、すべて公開され、数千ページ数万ページの文量だと思っていました。
しかも、報告書の内容も要約すると「よくわからんけど、中国はそこまで悪くないし、自然発生でしょ」というものです。
3.各諜報機関の報告の結論
報告内容は自然発生、研究所流出、不明の3つに分けられます。
国家情報会議と4つの諜報機関:コロナは自然発生
エネルギー省・FBI:武漢研究所から流出
CIA・1つの諜報機関:結論保留
また、ポイントとして以下の3点があげられています。
ほとんどの諜報機関が人工的に作られたウイルスではないと判断している
多くの諜報機関が研究所流出説ではないと判断している
全ての諜報機関が生物兵器(バイオウェポン)ではないと判断している
4.武漢研究所の安全性の懸念
武漢研究所といえば、最も危険なウイルスの実験・研究をすることが可能なバイオセーフティレベル4(BSL-4)の研究所です。とはいえ、安全管理はひどいと言われていて、そこも研究所流出説を疑い理由の1つになっています。
諜報機関の報告では、パンデミックを引き起こすような具体的な武漢研究所で起きた実験事故を感知していないとしています。
一方で、2019年1月時点で、危険なSARS系のコロナウイルスの実験・研究をBSL-2(=歯医者さんレベルの施設)で行っていたことを認めています。
5.グラウンド・ゼロ患者の見解
2019年秋に武漢研究所の研究員が原因不明の病気にかかり、入院する事態になっていましたが、諜報機関の分析では「入院とコロナは関係がなかった」と判断しています。
中国とWHOの捜査報告書で、武漢研究所に関与していた研究員全員からコロナの抗体が確認されていないことも根拠の1つにされています。
中国とWHOの報告ですか…
6.内容薄すぎ問題
他にも色々と書かれていますが、内容薄すぎで、おそらく研究所流出説ガチ勢の研究員やジャーナリスト、共和党(たぶんInterceptとか下院に設置された特別委員会)は納得しないでしょう。
また、以前の動画でちょろっと話しましたが、トランプ政権下の国家情報長官室長官代行のリチャード・グレネルが「バイデン政権の国家情報局長官室が機密解除予定のコロナ起源報告書の改竄をしようとしているという情報を聞いた」と話していました。
真偽は定かではありませんが、薄っぺらいだけでなく、黒塗りされていない部分に重大な改竄もあるかもしれません。
今後の続報を待ちたいと思います。
【第2弾書籍発売のお知らせ】
この度、徳間書店さんより第2弾の書籍出版をすることになりました。
書籍名:『北米からの警告』
発売日:2023年7月1日
出版社:徳間書店
著者名:やまたつ
ISBN:978-4198656478
アマゾン:https://amzn.asia/d/aKOsPho
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17527813/?variantId=17527813
その他のサイトは徳間書店さんHPより:https://www.tokuma.jp/book/b629007.html
動画の紹介をしたライブ:https://youtube.com/live/NizHBjlov9c
第2弾の書籍出版をすることができるのは、皆さまの応援があってこそです。本当にありがとうございます!!!!!
『北米からの警告』は、大好きな祖国日本が内から、外から破壊され、崩れていく様を見せつけられていることに危機感を抱き、執筆しました。
本書は数年後の日本に待ち受けている現実を紹介しています。過激なLGBTムーブメントの本質的な問題、過激なLGBTに手を出した日本に今後待ち受けている問題、キコウヘンドウ詐欺問題、長らく議論されている憲法改正に潜む問題。
「海外から見た日本」という視点で、日本のメディアが触れない、隠している事実を解説しています。今後数年間に日本に押し寄せる困難がどのようなものかを知ることで、これからの日本の未来を考える一助になればと思います。
【第1弾書籍】
書籍名:『左翼リベラルに破壊され続けるアメリカの現実』
出版社:徳間書店
アマゾン:https://www.amazon.co.jp/dp/419865574X
楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17345993/
【最新の可愛いねこ動画】
【連絡はTwitterのDMにお願いします】
https://twitter.com/debutanuki_yt
無料→有料、有料→無料に変更する方法はこちら↓